院長紹介

確かな技術と温かい心で
健康的な明日をつくる
当院では「なぜその症状が起きているのか」を丁寧に診察し、根本的な原因にアプローチする医療を心がけています。消化器や肝臓の不調は、早期には自覚症状が少ないことも多く、気づいた時には進行していることがあります。専門医としての知識と経験をもとに、小さなサインも見逃さないよう丁寧に診察し、適切な治療へとつなげます。
また、医療は医師だけで完結するものではありません。看護師をはじめとするスタッフ全員が、患者さんの不安に寄り添い、安心して治療を受けられる環境づくりに努めています。
健康で充実した日々を過ごせるよう、私たちがお手伝いいたします。些細なことでも構いませんので、お体の不調を感じたらいつでもお越しください。
院長上原 俊樹
略歴
- 2000年 日本大学医学部卒業
- 2000年 日本大学第三内科(現:消化器肝臓内科)入局
- 2002年 春日部市立病院(現:春日部市立医療センター)
- 2005年 日本大学消化器肝臓内科
- 2008年 板橋区医師会病院 医長
- 2012年 日本大学消化器肝臓内科 専修指導医
- 2012年 日本大学医学博士受領
- 2013年 日本大学消化器肝臓内科 助教
- 2016年 諏訪中央病院 消化器内科部長
- 2018年 上原内科小児科医院 院長
- 2018年 うえはらクリニック 院長就任
資格
- 日本内科学会 総合内科専門医/認定内科医
- 日本消化器病学会 消化器病専門医
- 日本消化器内視鏡学会 消化器内視鏡専門医/指導医
- 日本肝臓学会認定 肝臓専門医
- 日本消化器がん検診学会 消化器がん検診総合認定医
院長インタビュー

大学病院の専門性を地域医療に
75年の歴史を未来へつなぐ
クリニックを継承した経緯は?
祖父が開業したクリニックを2018年に継承し、3代目院長として診療にあたっています。祖父が約75年前に開業し、父と叔父が2代目として内科医と小児科医の2人体制で診療を続けてきた「上原内科小児科医院」を、「うえはらクリニック」として新たにスタートさせました。
大学病院では消化器内視鏡を専門とし、食道がんや胃がん、大腸がんの早期発見や治療に携わってきました。特に内視鏡を使った早期がん治療を数多く手がけ、潰瘍性大腸炎やクローン病の患者さんも多数診療してきました。
継承を決めた理由は?

大学病院でキャリアを積み続けるか、地元に戻るか迷っていた時期もありましたが、縁があってクリニックを継承することになりました。継承後間もない頃に内外装をすべて改装し、特に内視鏡検査スペースと待合室の快適性を重視した設計にリニューアルしました。
地域の皆さんが通い続けてきた歴史あるクリニックの良さを残しながら、大学病院で培った専門性を活かした新しい医療を提供できる環境を整えられたと感じています。
医師を志した理由は?
父も祖父も医師という環境で育ち、自然と医師の道を志すようになりました。「人の役に立てる仕事を毎日できることは幸せ」という思いが、今も私の原動力になっています。
患者さんの不安を取り除き、健康を取り戻すお手伝いができることに、日々やりがいを感じています。地域医療に携わることで患者さんの人生に長期的に寄り添えることも、この仕事の魅力だと感じています。
祖父が開業し、父が継いだこのクリニックで医療を提供できることは、私にとって特別な意味があります。家族が築いてきた信頼を受け継ぎながら、新しい価値を加えていくことが私の使命だと考えています。

「心も体も健康なまちづくり」
疾患だけでなく人を診る医療を実践
診療理念について教えてください
心も体も健康なまちづくり」これが当院の理念です。病気を治すだけでなく、患者さんが健康で充実した人生を送れるよう支援することが医療の本質だと考えています。
なので、「疾患だけでなく人を見る」ことを常に心がけています。検査結果や症状だけに注目するのではなく、患者さんの生活背景、価値観、不安などを含めて総合的に診察し、その方に最適な治療法を一緒に考えていきます。
地域密着型の医療を大切にしており、近隣住民の方々を中心に診療していますが、内視鏡検査や消化器症状で検索して来院される方、口コミで山梨県など隣県から通院される方もいらっしゃいます。特に潰瘍性大腸炎・クローン病の患者さんは、2~3時間かけて通院される方もおり、その信頼に応えるべく日々診療に取り組んでいます。
内視鏡検査への取り組みは?

胃カメラや大腸カメラといった内視鏡検査は、これまでに合計数万件以上の経験があります。この経験を活かし、苦痛の少ない検査を心がけています。
胃カメラ検査は経鼻・経口両方に対応しており、基本的には負担の少ない経鼻内視鏡を推奨しています。鎮静剤は希望される方のみに使用しています。大腸カメラ検査でも希望される方には鎮静剤を使用し、リラックスした状態で検査を受けていただけます。
検査体制の強みは?
多くの患者さんに内視鏡検査をご利用いただいており、地域の皆さんからの信頼を日々感じています。ピロリ菌検査や除菌、大腸ポリープ切除も院内で対応可能で、早期発見から治療まで一貫して行える体制を整えています。
内視鏡検査は「どこで誰がやっても同じ」ではありません。専門医としての経験を活かし、小さな病変も見逃さないよう注意深く検査を行っています。

消化器・肝臓の専門医として
大学病院レベルの治療を身近に
専門分野の強みは?
消化器内科医の中でも、潰瘍性大腸炎やクローン病を専門的に診療できる医師は限られています。大学病院では数多くの患者さんを担当し、薬の調整や投薬タイミングなど、経験の積み重ねが求められる治療に携わってきました。
現在もその経験を活かした専門的な治療をクリニックで行っており、県外から通院される患者さんも少なくありません。これらの疾患は長期的な管理が必要ですが、身近なクリニックで専門的な治療を受けられることは、患者さんの負担軽減にもつながっています。
その他、注力している診療は?

他にも、肝機能障害の診療にも力を入れています。健診で肝機能異常を指摘される方の多くは脂肪肝ですが、B型・C型肝炎、原発性胆汁性胆管炎、自己免疫性肝炎など、見逃されがちな疾患を的確に診断することが重要です。専門医としての知識と経験を活かし、軽い肝障害の中に隠れている疾患も見落とさないよう丁寧に検査し、早期治療につなげています。
内科診療については?
内科では幅広い疾患に対応していますが、特に力を入れているのが生活習慣病の管理です。なかでも糖尿病は以前から専門的に診療してきました。インスリン治療にも対応し、ヘモグロビンA1cの院内迅速検査により、その日のうちに結果をお伝えできます。運動指導ではウォーキングだけでなく筋力トレーニングも推奨し、患者さんの生活に合わせた実践的なアドバイスを行っています。
また発熱・風邪症状外来も行っていて、感染対策を徹底した上で、インフルエンザ、新型コロナ、溶連菌の迅速検査を実施し、迅速な診断と治療を行っています。
予防接種・健診も行っている?

予防接種は定期接種と任意接種の両方に対応し、健康診断では特定健診、企業健診、市のがん検診を実施しています。睡眠時無呼吸症候群の簡易検査やCPAP治療、舌下免疫療法、アレルギー検査など、幅広い検査や治療に対応しています。
訪問診療も実施しており、かかりつけ患者さんの継続診療として必要に応じて対応しています。

これからも地域とともに
変わらぬ信頼で健康を支える
今後の展望は?
「今の診療を今後10年維持したい」これが私の目標です。新しいことを始めるよりも、現在提供している医療の質を保ち、継続することが最も重要だと考えています。
地域の高齢化が進む中、慣れ親しんだかかりつけ医として、変わらぬ医療を提供し続けることが、患者さんの安心につながると信じています。もちろん医学の進歩に合わせて知識や技術はアップデートしていきますが、患者さんとの信頼関係を大切にする姿勢は変わりません。
メッセージをお願いします

大学病院で数多くの内視鏡検査を経験し、消化器・肝臓・糖尿病など各分野で専門的な診療を学んできました。
しかし地域医療に携わり、病気だけでなく、その人の人生や生活背景まで含めて診ることの大切さに気づきました。患者さんの話にじっくり耳を傾け、その方に合った治療を見つけることが本当の良い医療だと考えています。
祖父から始まり75年続くこのクリニックを継承し、「心も体も健康なまちづくり」を目指しています。遠方から通院される患者さんもおり、専門性と信頼関係を大切にした診療を続けています。
これからも大学病院レベルの医療を身近な場所で提供し、皆さんの健康な人生のパートナーとして末永くお付き合いさせていただければ幸いです。